国宝四城のひとつ。
壁が黒いので「烏城（からすじょう）」と呼ばれる。前の名前は「深志」
城としてもかなりの年長者。

めまぐるしく城主が入れ替わったり、
天守閣が傾いて倒壊寸前になったり、
競売にかけられて危うく取り壊されそうになったり、
いろいろあったけど地元の方々のおかげで今日も元気です。

男っぽい口調で話す、凛とした美人。
さっぱりした性格で、みんなの頼れるお姉さん。
姫路城とは付き合いが長く、女同士（？）何でも言い合える仲。

長くて美しい黒髪。
天守近くの橋や月見櫓の赤い欄干がきれいなので、櫛や口紅はそのつもり。
松本は「武家の姫君」なイメージです。

【大坂城】
日本三大名城のひとつ。
かつては豊臣家の居城だったけど、大坂の陣で焼け落ち、
その後、再建され徳川の領地になった。
まさに「天下人の城」

豊臣時代と徳川時代では外見が大きく異なる。
近代に入って天守閣を復元するときに、何故か両方の時代をミックスして
なんとも不思議な感じになってしまった。

派手な柄のマフラーは、その豊臣時代の名残。
本人はイカスと思っている。

豊臣系の城の親玉みたいな存在。
江戸城は天敵。ことあるごとに喧嘩している。
態度がでかく、口も悪い。
ツッコミ要員。


配色がアレなのは仕様です
秀吉ゆずりのハデハデ好み。

実際は規模も大きいし石垣も立派な城ですが、「秀頼のいる城」なイメージで少年に。
関西弁でずけずけモノを言ってくるタイプ。

【熊本城】

日本三名城のひとつ。
築城の名手といわれた加藤清正が生みの親。
石垣の美しさに定評がある。

西南戦争の時、西郷隆盛が一万超の軍勢を率いて攻めたが
最後まで落ちなかった難攻不落の城。

籠城の時のために城のあちこちに非常食を仕込むなど
食べることへの備えに余念がない。

寡黙で忠義に篤い青年。
築城４００年祭の折には、マスコットキャラクターの「ひごまる」と共にPR活動に汗を流した。
その甲斐あってか、その年の入場者数は全国一位。
復元天守ながら城ファンからも人気が高い。

都会に出るより、地元で子供たちや草木の相手をしている方が好き。
そんなだから世間の流行とかハイテクについていけてない。

親である清正公を尊敬している。
豊臣つながりの大坂城や、細川家つながりの小倉城とは割と仲が良い。


城擬人化はじめたきっかけです。
第一印象からもうかっこよすぎました。

熊本城といえば「火の国の城」ということで忍装束。
実際お城に行くと忍者がうろうろしてます（笑

西南戦争時に天守その他が焼けてしまい、頬の傷はその時のもの。
実戦経験のある城なのでそんなイメージ。

 

【姫路城】

国宝にして世界遺産。
ドラマや映画にも数多く出演し、ハリウッド進出したり、ヨーロッパの城と友達だったり
グローバルに活躍している日本城郭界のトップスター。
「白鷺城」とも呼ばれる。芸名みたいなもの。

幾度となく焼失と倒壊の危機を回避しまくり
すさまじい幸運によって今日まで生き残ってきた
強運すぎるお城。

その壮麗かつ優美な姿は、見る方角によって男性的とも女性的ともいわれるが、
どちらでもありどちらでもない
つまるところオカマちゃん。普段はオネェ言葉でしゃべっている。

白い肌が御自慢で、日々お手入れに余念がない。
かつて某スパイ映画の撮影中に城壁に傷が入ってしまい、マジギレした。
最近、その美しさに磨きをかけるため、５年越しの美肌エステ（改修工事）中。

カワイイものが好きで、彦根や大坂あたりがお気に入り。
お節介で気のいい近所のおばちゃん的存在。


女か男か…擬人化するときはまずそこから入るんですが
姫路の場合、なんの疑問もなくオカマちゃんになりました。
あの大きさと美しさの前では、性別とかもう意味をなさないよね！

城の中ではたぶん最強だと思います。

【彦根城】

国宝四城のひとつ。
本人よりも築城４００年祭のイメージキャラクター「ひこにゃん」で全国的に有名になった。
琵琶湖周辺にあったいろんな城の建材をリサイクルして作られた城。

小ぶりの天守閣が可愛らしい、人懐っこく優しい性格の男の子。
礼儀正しく、いつも敬語。
良い子。

親（井伊家）は徳川の重臣なので、江戸城とも関わりが深く、よくいじられている。
他の城のことも、お兄さんお姉さんとして慕っている。
現存組から復元組まで全国に友達が多い。

耳としっぽは本当に生えているのでピコピコ動く。


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かなり最初に擬人化した子
「井伊の赤備え」のイメージで赤い羽織を着てます。
ひこにゃんの影響でネコミミになりました。

ひこにゃんの人気にあやかって商品展開しまくったり
意外と商魂逞しいところがあります。